僕は自分がとても大切にしたい思いがいくつかある。
その中の1つが、「自分らしさ」だ。
僕自身、これまで様々な経験をしてきた中で心に決めていることでもある。

Peaks and Marksでは、自分自身もそうだが、関わる仲間達も、それぞれ「自分らしさ」を大切にしてほしいと思っている。何が自分らしいのかを知るには、ある程度は経験と時間が必要かもしれないが、自分自身を見つめる時間があれば、遅かれ早かれ少しずつピントが合ってくるのではないかと思う。

人によっては驚くほど早い時期に「自分らしさ」を見つけてしまう人がいて、僕はそういう人にいつも一種の憧れを持っていた。もちろん僕がそういう人間ではなかったからである。
一方で、「自分らしさ」を見つけられず、きっかけもなく、いつまでもうまくいかない人もたくさんいる。

僕が見てきた医学生や医師は、圧倒的に早い段階で「自分らしさ」を見つけている人もいれば、逆に「自分らしさ」を見つけづらい環境から抜け出せず、人知れずもがいている人も同じぐらいいるのではないかと感じる。

僕はこれまで20年間で5,000人の医学生や医師の相談に乗ってきた。
これからまた1人でも多くの医学生や医師の相談に乗っていきたいと思っているが、
そのときに、医学生や医師が「自分らしさ」を知るきっかけを作れるような関わりを続けていくことを大切にしたいと思っている。

自分らしさを知る「みちしるべ」として。

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